3市の公共図書館で取り組んだ実践・事例報告

【フォーラム主旨】

知的障害者の図書館利用を進めるために合理的配慮が必要であることは周知されてきましたが、その具体的なサービス内容や方法については、まだ暗中模索の状況です。

本フォーラムでは、平成28年度から科学研究費助成*を受けて実施した3市の公共図書館での実践・事例報告を通じて、公共図書館が実施できる取り組みと成果および課題を紹介します。

多くの図書館のみなさまと、合理的配慮の方法と意義の理解、そして実践について考えていきます。

【内容】

1.知的障害者の公共図書館へのニーズ調査等から求められる合理的配慮の事項と実践の目的

2.研究協力図書館の実践・事例紹介

◆知的障害の方への読書サポート講座

 公共図書館では初の試みである知的障害の方に焦点を絞って実施した6講座、その概要と今後の展開について報告します。

◆わかりやすい図書コーナーの設置と図書貸出効果

 コーナーを設けてLLブックを一か所に集めると手に取ってみる人が増えました。コーナー作りの工夫や設置一年の経過報告と今後の課題を紹介します。

◆図書館体験ツアー

 知的障害の方を招いて実施した図書館体験ツアー。図書館は楽しい所だと感じてもらうことを目指し、やさしく読める資料の紹介や読み聞かせ等を行った当日の様子を中心に報告します。

◆図書館利用のためのわかりやすい環境的配慮

 LL版利用案内やポスター、個室として利用できるスペース(小部屋)設置の検討等について紹介します。

3.取り組みの意義と今後への課題

(*JSPS科研費JP16K00453「公共図書館における知的障害者への合理的配慮のあり方に関する研究」)

 

2018年11月01日 (木)

13:00 - 14:30

第2会場

主催

ブース出展

共催

  • 公共図書館における知的障害者への合理的配慮研究委員会

登壇者

  • 講師司会 : 野口武悟 専修大学文学部 教授
  • 講師 : 藤澤和子 大和大学保健医療学部 教授
  • 事例紹介 : 岩本高幸 桜井市立図書館 館長
  • 事例紹介 : 浅井育子 河内長野市立図書館 主査
  • 事例紹介 : 澤井千聡 吹田市立中央図書館 主査