2020年1月からAFP通信が独自記録した約500点の写真の衝撃。

 

あれから3年。世界で何が起きていたのか。2020年年明けから約1年半、AFP通信が世界で撮影した風景と人々の写真481点を収録した写真集。

瞬く間に世界を覆った新型コロナウイルス。
2020年年明けから2021年春までのあいだ、AFP通信は未曽有の事態に直面した世界各地の光景と人類の姿を撮影してきた。

中国に、インドに、スペインに、セルビアに、ポーランドに突如野戦病院が出現した。日本でもエルサルバドルでも、マスクのある生活は当たり前となり、ソーシャルディスタンス、テレワークは日常となった。オリンピックも延期された。

緊急事態宣言やロックダウンが実施され、赤の広場からも、シャンゼリゼ通りからも、サン・マルコ広場からも、タイムズスクエアからも、人の姿はなくなった。韓国でも、コロンビアでも、街や教会など人が集まるところはすべて徹底して消毒された。

病床は足りなくなった。ニューヨークでは遺体置き場が、メキシコシティでは墓場すら、足りなくなっていった。家がないベルギーのホームレスやセネガルの遊牧民は、途方に暮れるしかなかった。
常に緊張を強いられる医療従事者の顔からは、なかなかマスクの痕が消えない。

しかし、人類は挫けない。
本書は、「疫病の真っ只中で学んだのは、人類には軽蔑することより賞賛することのほうが多いということだ」というカミュ『ペスト』の一文からはじまる。人々の連帯感や創造性、息遣いまでもが活写された、何度でも振り返りたい写真集。本書は、未来への道しるべとなるであろう、「希望に満ちた」地球の記憶である。

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マリエル・ウード 編 AFP通信 写真  青柳正規 日本語版監修 前島美知子 訳

B5判横・上製・228ページ

発行年:2022年5月14日

ISBN:978-4-86706-034-6

定価:本体3,500円+税

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対象
学校、企業、公共問わずの図書館や資料室に
イベントの有無
無し