図書館におけるこれからの人材養成を考える

開催日時
-
開催方法
Zoomミーティング
事前申込
必要

社会のDX化が急速に進む今日、デジタル庁の発足により、さらに加速度を増して進展していくであろうことは言を俟ちません。新型コロナウィルスへの懸念が依然として続く中、図書館では非来館型サービスのいっそうの充実が求められており、デジタルアーカイブへのニーズが徐々に高まっています。こうした図書館DXを担う人材、すなわちデジタル・アーキビストの養成が待ったなしの状況となっています。
 このフォーラムでは、デジタルアーカイブの制作・発信を担う図書館、それを利用する学校、そしてデジタル・アーキビストの養成機関、それぞれの立場から現状と課題をお話しいただき、図書館DXへの対処法の一端をつかみたいと思います。

 

第23回図書館総合展フォーラム「増大するデジタルアーカイブへのニーズ」記録

 

■ 登壇者プロフィール

【コーディネーター】

○井上 透(いのうえ・とおる)
岐阜女子大学教授、特定非営利活動法人日本デジタル・アーキビスト資格認定機構常務理事・事務局長。国立科学博物館参与、国立諫早青少年自然の家所長を経て現職。

専門は教育情報学、博物館情報論、デジタルアーカイブ。著書:『デジタルアーキビスト入門』(共著、樹村房、2018年)、『地域文化とデジタルアーカイブ』(共著、樹村房、2017年)、デジタルアーカイブ・ベーシックス3ー自然史・理工系研究データの活用(監修・共著、勉誠出版、2020年)、発信する博物館(共著、ジダイ社、2021年)等。

【パネラー】

○吉田 佐織(よしだ・さおり)
浜松市立中央図書館主幹(調査支援グループ長)。浜松市入庁後、広報課、都市計画課、国際課、中央図書館、人事課を経て、図書館行政へ再度関わりたいと希望し、令和3年度から現職へ。平成25年度浜松市文化遺産デジタルアーカイブ構築を立案。浜松市図書館ビジョンの策定にも携わる。
行政職員としての関心事項は図書館の可能性、多文化共生、市民の幸福度向上。浜松市出身。特定非営利活動法人フィリピノナガイサ理事、修士(公共政策)。

○大井 将生(おおい・まさお)
東京大学大学院学際情報学府/TRC-ADEAC特任研究員。公立高等学校教諭を経て、東京大学大学院学際情報学府に進学、在籍中。2021年より現職。研究テーマは「デジタルアーカイブの教育活用」。

専門は情報学、教科教育学。2020年デジタルアーカイブ学会より学会賞ー学術賞(研究論文)受賞。論文:「ジャパンサーチを活用した小中高でのキュレーション授業デザイン: デジタルアーカイブの教育活用意義と可能性」,デジタルアーカイブ学会誌,Vol.4, No.4,p.352-359. 等。

○坂井 知志(さかい・ともじ)
特定非営利活動法人日本デジタル・アーキビスト資格認定機構理事、上級デジタル・アーキビスト。職務経験:国立教育政策研究所社会教育実践研究センター専門職員、国立科学博物館企画課長、文部科学省教育メディア調査官、常磐大学教授。

専門は教育情報学、博物館情報論、デジタル・アーカイブ、生涯学習。著書:『博物館情報論』(編著著、樹村房)、『デジタル・アーカイブ要覧』(編著、教育評論社)等。

 

■ 登壇者関連サイト

 

【お問い合わせ先】

TRC-ADEAC株式会社
〒112‐0012 東京都文京区大塚三丁目1番1号
電話:03‐3943‐7124
E-mail:info-trc-adeac●trc.co.jp
※メールをお送りいただく際は上記メールアドレスの「●」を「@」に置き換えてください

開催年
2021
主催
TRC-ADEAC株式会社
特定非営利活動法人日本デジタル・アーキビスト資格認定機構
登壇者

コーディネーター : 井上透(岐阜女子大学教授)

パネラー:吉田佐織(浜松市立中央図書館主幹)

パネラー:大井将生(東京大学大学院学際情報学府/TRC-ADEAC特任研究員)

パネラー: 坂井知志(日本デジタル・アーキビスト資格認定機構理事)