要旨:2025年8月18~22日、カザフスタンの首都アスタナで第89回国際図書館連盟(IFLA)年次大会が開かれた。「知識を統合し、未来を築く」を大会テーマに、114の国と地域から約1,700人の参加者が集まった。民主主義、法制度、技術的課題、文化遺産の継承など、さまざまなトピックが取り上げられる中で、図書館界の国際協力の目指すところが議論された。本プログラムでは、分科会やセッションの議論の様子を報告し、論点の整理を図る。
構成:
・はじめに―IFLAアスタナ大会の概要
三浦太郎(コーディネータ、日本図書館協会国際交流事業委員会委員長、明治大学文学部専任教授)
・発表1 IFLAの組織とアスタナ大会から見える活動紹介
長塚隆(IFLA地域史・系図学分科会委員長、鶴見大学名誉教授)
・発表2 本会議に先立つサテライトミーティングについて
長谷川幸代(IFLA地域史・系図学分科会委員、跡見学園女子大学文学部准教授)
・発表3 世界の児童・ヤングアダルト図書館―分科会の議論及び図書館見学と交流から
中野陽子(IFLA児童・ヤングアダルト図書館分科会委員、鎌倉市深沢図書館)
・発表4 IFLA大会に初めて参加して
吉田倫子(立教大学兼任講師、元横浜市立図書館)
・質疑応答
・閉会あいさつ
長塚隆(IFLA地域史・系図学分科会委員長、鶴見大学名誉教授)
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開催年
2025