大宅壮一文庫とは?
公益財団法人大宅壮一文庫は日本で初めての雑誌図書館です。評論家・大宅壮一(1900-1970)の雑誌コレクションを引き継いで、明治時代以降150年余りの雑誌を所蔵しています。
大宅壮一文庫では雑誌記事索引データベースを作成しており、主な所蔵雑誌の記事を検索することができます。また、雑誌原本の閲覧や複写もできます。
大宅壮一は「本は読むものではなく、引くものだよ」と言っています。評論活動のかたわら、執筆のために資料収集と整理に力を尽くした大宅壮一らしい言葉です。
生前、大宅壮一はことあるごとに古書市や古書店に通い、約20万冊の蔵書を遺しました。そのコレクションのほとんどは雑誌で占められており、自ら“雑草文庫”と称して、知人に惜しみなく開放していました。
大宅壮一没後の1971年、大宅壮一文庫はマスコミはじめ各界の援助により設立されました。「蔵書は多くの人が共有して利用できるものにしたい」という故人の遺志により、雑誌図書館として一般に開放され、現在では年間約10万人の利用者を数え、多くの皆さまに活用されています。
☆1971年開館
所在地 東京都世田谷区八幡山3-10-20
開館時間 午前11時~午後6時 (※日曜日・祝日は休館)
所蔵冊数 約80万冊
所蔵タイトル 約1万3,500種類
創刊号 約8,000誌
年間追加冊数 約600タイトル 約7,000冊
☆来館でのご利用
雑誌の閲覧(閉架式)
閲覧した雑誌のコピー(スタッフ代行)
雑誌記事索引データベース「Web OYA-bunko」のご利用(来館者操作可)
☆来館されなくても……
複写資料は配送やFAXで入手可能
雑誌記事の検索もオンラインで利用可(Web OYA-bunko)
Web OYA-bunkoとは?
「Web OYA-bunko」は当館が提供している雑誌記事索引データベースです。
「雑誌のタイトル」をさがす蔵書検索とは違い、インデックス化した「雑誌の記事」を調べることができます。
明治時代から最新まで、755万件の雑誌記事インデックスを収録しています。そして現在も新しい情報を日々追加し続けています。
教育機関を対象とした【教育機関版】、公立図書館を対象とした【公立図書館版】、当館の賛助会員(法人会員・個人会員)もしくは大宅文庫パトロネージュ個人会員(個人支援者)の皆様を対象とした【会員版】があります。
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